看護師の仕事でどの程度PCを使うことになるのか、PCにさわったことがなくスキルもなく不安という方もいるのではないでしょうか。結論から言ってしまえば、看護師にもある程度のPCスキルは必要になってきます。行政指導のもと医療の現場においてもIT化が進んでおり、カルテの電子化が進んでいることが大きな理由です。2020年までに400床以上の一般病院における電子カルテの導入率を90%以上にする、という具体的な目標が掲げられています。地方の病院や個人経営の病院では紙カルテを導入していることもありますが、企業病院へ就職を考える場合PCの操作は必須でしょう。
その他にもExcelやWord、Power PointといったPCに入っているソフトを使う場合があります。たとえばExcelは表やグラフの作成をすることができ、大量のデータの管理をすることが得意です。そのためシフト表の作成や備品の管理をするときに使われます。また看護師は報告書や資料、マニュアルの作成をする機会が多くあります。そのような資料作成には、WordとPower Pointといったソフトを用います。仕事で使うかもしれないのはわかった、でもどうしても苦手という人はまずPCにさわってみることをおすすめします。
家族がPCを持っていれば少しさわらせてもらい、PCソフトを使ってみたりインターネットで調べ物をしてみるといいでしょう。しっかり勉強したいという人はPCスクールに通うという手もあります。PCにある程度慣れてきたらキーボードの早打ち(タイピング)も意識するようになると、PCの操作がスピードアップでき業務の効率化も図れます。